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GIGA-TECH のIPインターホン
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コラム

家庭の防犯課題を解決する家庭用IPインターホンの活用

  • 執筆者の写真: enari hisashi
    enari hisashi
  • 11 分前
  • 読了時間: 11分

誰でも玄関先まで訪れることができる戸建て住宅や小規模アパートでは、空き巣や強盗の被害を防ぐためのセキュリティ強化が欠かせません。そこで役立つのが家庭用IPインターホンです。家庭用IPインターホンを玄関へ取り付けておけば、高品質な映像通話や遠隔操作、外部機器との連携により、さまざまなトラブルが生じるリスクを軽減します。家庭用IPインターホンは従来のインターホンにはない機能を利用でき、安心で便利な暮らしを実現することが可能です。


◎家庭用IPインターホンと従来型インターホンの違い

インターホンは暮らしに欠かせない設備のひとつです。セキュリティが重要視される近年、ほとんどの戸建て住宅や小規模アパートでは、家庭用インターホンが標準装備されています。これらのインターホンは音声のみで来訪者とやり取りするものが主流でしたが、なりすましによる不正侵入を防ぎ安全性を高めることを目的に、モニターつきインターホンが取り付けられるケースも増えました。そして、近年はさらなるセキュリティ強化を目的として、家庭用IPインターホンを取り付ける事例も増えています。IPインターホンと従来型インターホン、この2つの大きな違いは通信の方式です。アナログ方式の従来型インターホンは、玄関子機と室内親機をアナログな配線で直接つなぎ、映像や音声を送受信する仕組みです。一方、家庭用IPインターホンは、Wi-FiやLANを通じてデジタルデータとして映像や音声を送受信します。この通信方式の違いは、機能の違いにも大きく影響しています。従来のアナログインターホンは、呼び出し・応答が基本機能で、室内の親機から玄関子機の呼び出しに応答するといったシンプルな仕組みです。映像確認や録画機能が搭載されている従来型インターホンも増えましたが、専用のアナログな配線で接続された機器同士でしか送受信できないため、基本的には室内の専用モニターでしか映像の確認や通話はできません。一方、家庭用IPインターホンはデジタル通信のため、スマホと連携し映像や音声の通信を行えます。居住者のスマホやPCなどと玄関先のIPインターホンが連動すれば、室内モニターの位置に縛られることはなく、どこからでもIPインターホンの呼び出しにスマホ・PCから応答し映像の確認や通話が可能です。録画映像や通話履歴も保存され、各機器がネットワーク経由で情報を共有することもできます。また、家庭用IPインターホンと従来のアナログ式インターホンは、拡張性や柔軟性にも差があります。従来型は専用のアナログ配線を利用するため、モニターの増設や設置変更には追加工事が必要なことも少なくありません。これに対し、IPインターホンは既存のLAN配線や家庭用Wi-Fi環境を活用できるため、設置自由度が高いのが特徴です。IPインターホンの場合、ネットワーク通信を利用して端末同士が連携する仕組みであり、機器構成の変更も柔軟に対応できます。従来型インターホンは玄関と室内をつなぐ基本機能が前提なのに対し、IPインターホンは後から機器を追加したり、ほかのネットワーク機器と連動したり、柔軟な設定が可能です。このように、同じ家庭用インターホンであっても根本的な仕組みが違うことで、機能や運用の幅に大きな差が生まれています。従来型インターホンは、後付けやリニューアルにおいて宅内工事や電源工事が必要なことで費用も時間もかかります。一方、家庭用IPインターホンはPoE給電対応のものが多く、電源工事不要で取り付けが可能です。既存のLAN配線を利用し、電力の供給と通信が行えます。家庭用IPインターホンを玄関先に取り付ければ、室内モニターではなく居住者自身のスマホと連動し来訪者に対応できるため、専用モニターの取り付けも不要です。施工期間を短縮し、コストをおさえて導入できます。


◎家庭用IPインターホンを導入するメリット

戸建て住宅や小規模アパートに家庭用IPインターホンを導入する大きなメリットは、セキュリティと利便性を各段に高められる点です。まず、IPインターホンはIPネットワークを利用して音声や映像を伝送する仕組みのため、家の中だけでなく外出先や離れた場所からでも来訪者の確認や応答ができます。IPインターホンと連動したスマホから映像を確認し、映像を見ながら通話したり、映像を記録することも可能です。常に誰が来訪したのか確認できることで安心感が高まるとともに、必要に応じて在宅を装うこともでき、不審な人物に生活パターンを把握される心配もありません。このIPインターホン特有の遠隔対応機能は、不在時のセキュリティを格段に高めます。また、外出中でもインターホンの呼び出しに応答しコミュニケ―ションがとれることで、利便性も高めます。急な宅配業者にも対応し、その場で置き配の依頼も可能です。時間指定の荷物が届かず外出できないといった事態もなくなり、荷物の受け取りに関するストレスも軽減されます。IPインターホンにより、不在時でも来訪者対応ができる利便性と、安心感が得られるのが大きなメリットです。また、IPインターホンと電気錠が連動した場合、多様な解錠方法でセキュリティを高めることもできます。暗証番号やQRキー、ICカードといった解錠方法を利用可能です。これらの解錠方法を利用することで、物理鍵を狙ったピッキングの被害を防ぐことにもつながります。従来の鍵と比較し盗難や複製による不正侵入の心配も少なく、誰でも玄関前に立ち入ることができる環境であってもトラブルを未然に防ぐことが可能です。また、ほとんどのIPインターホンには映像録画機能が標準装備されているため、万が一呼び出しに応答できなかった場合も後から確認可能です。不審な人物の映像を防犯上の記録として活用することもできます。さらに、従来のアナログインターホンのように専用モニターでしか対応できないといった制約がないため、生活リズムを乱されることも減少します。このことは、日常的な快適さにつながり、安心で便利な暮らしにつながる仕組みです。また、家庭用IPインターホンは従来型インターホンと比較し後付けやリニューアルも簡単なことがメリットです。ネットワーク通信のため、通信配線を新たに引き直す必要がありません。PoE給電対応で、電源確保が難しい場所にも設置しやすいといえます。そして、IPインターホンを家庭に導入すれば、不審者の確認にも役立ちます。単なる、来訪者と通話するインターホンではなく、住まいの安全を見守る機器として生活に欠かせない設備となります。


◎家庭用IPインターホンの活用方法

家庭用IPインターホンの活用は、在宅中の来訪者対応に限りません。まず、留守中でも来訪者対応が可能なことで、宅配に関するストレスを軽減するシステムとして活用できます。外出中に宅配業者が家庭用IPインターホンを鳴らせば、リアルタイムに居住者のスマホへ通知が届きます。居住者はスマホから配達員や荷物を確認し、玄関前へ置き配を依頼することも可能です。これにより、再配達依頼の手間を削減することができます。事前に荷物を確認してから置き配の依頼ができるため、誤配送のリスクも低減可能です。在宅中であっても家事や小さな子どもの世話、介護等で手が離せない際、手持ちのスマホで即座に対応できることで、荷物の受け取り損ねをなくすこともできます。防犯カメラと家庭用IPインターホンが連動すれば、置き配荷物や不審者の監視にも活用可能です。連動した防犯カメラの映像をスマホから確認することもでき、不審な動きがあれば証拠を残したり、即座に通報することもできます。家庭用IPインターホンは、子どもの見守りとしても活用できます。共働き家庭であっても、子どもが玄関のIPインターホンを鳴らせば、親は職場から子どもの帰宅を映像で確認可能です。音声で帰宅した子どもとやり取りすることもでき、子ども自身の安心感にもつながります。玄関の鍵が電気錠であれば、スマホから遠隔操作で解錠も可能です。これにより、子どもに鍵を持たせる必要もありません。鍵の管理に関するストレスがなくなり、紛失や盗難のリスクも低減できます。ひとりで留守番する時間も、IPインターホンの呼び出しは親のスマホに届くため、子ども自身が対応する必要がなく安心です。さらに、家庭用IPインターホンはひとり暮らしの高齢者の見守りにも活用できます。離れて暮らす家族が玄関先の様子を確認したり、家族のスマホから来訪者に対応することも可能です。不審な来訪者に対して家族が遠隔から応答して状況を確認できることで、強盗や空き巣といった侵入犯罪のリスクを低減することができます。このように、家庭用IPインターホンは在宅中の来客対応だけでなく、子どもや高齢者の見守り、防犯性や利便性の向上といった役割を担った活用が可能です。来訪者との通話といった機能に限られる従来型インターホンと比較し、安全で便利な暮らしを提供するシステムといえます。


◎戸建て住宅や小規模アパートに最適な家庭用IPインターホンPD01

家庭用IPインターホンとして戸建て住宅や小規模アパートに設置されるPD01は、IPネットワークを利用し通信を行うドアホン型のIPインターホンです。玄関にPD01を設置した場合、居住者自身のスマホと連動することで遠隔操作や高品質な映像通話が可能となります。居住者はどこにいてもドアホン型IPインターホンPD01を鳴らした来訪者を確認し、通話することができるため、オートロックのない小規模アパートや戸建て住宅のセキュリティ強化に最適です。玄関扉の電気錠とPD01が連動することで、遠隔解錠もできます。PD01は、広角レンズとLED証明を備え、夜間や暗所でもしっかり来訪者を撮影し、鮮明な映像は居住者自身のスマホから確認することが可能です。常に鮮明な映像で玄関先の人物を確認できるため安心です。映像録画機能も搭載されているため、不審な人物は映像に残し後から確認することもできます。また、玄関の鍵が電気錠である場合、居住者自身はICカードやQRコード、アプリ、専用ICタグキーを利用した解錠が可能です。多様な認証方法の活用は利便性を高めるだけでなく、不正な侵入を抑止する効果も期待できます。また、PD01と連動した専用アプリから来訪者用QRコードを発行することもでき、共有したQRコードを利用すればIPドアホンから呼び出し操作を行わなくても来訪自身が解錠し入室することも可能です。この機能により、長期不在で家の管理やペットの世話を依頼する際など、呼び出しや解錠、鍵の受け渡しや管理といった手間を省くことができます。このように、PD01は従来のドアホンと比較し、IPインターホン特有の機能でセキュリティと利便性を格段に高めることができます。PD01はPoE給電対応のため、電源の確保が難しい場所へも柔軟に設置可能です。取り付け後は、宅内専用モニターではなく居住者自身のスマホで来訪者に対応するようになるため、専用機器代や設置費用を削減することもできます。導入のしやすさとコスト面でもメリットがある家庭用IPインターホンです。


◎家庭用IPインターホンを導入した事例

家庭用IPインターホンは、安全で便利な暮らしを提供する先進的なシステムです。遠隔対応や外部機器との連携、高品質な映像通話や映像録画機能により、建物のセキュリティと利便性を格段に高めます。


〇子どもの安全確認として家庭用IPインターホンを導入した事例

共働き家庭では、子どもの帰宅確認と、留守番中の安全確保を目的に家庭用IPインターホンが導入されています。玄関にドアホン型のIPインターホンを設置したことで、子どもの帰宅を職場からでも映像で確認できるようになりました。電気錠とIPインターホンが連動し、遠隔操作で解錠もできるため、子どもに鍵を持たせる必要もなくなっています。また、子どもが留守番中は、IPインターホンの呼び出しにスマホから対応できるため、子どもが直接対応する必要がなく安心です。さらに、共働き家庭は日中不在のため、荷物の受け取りにストレスがありましたが、IPインターホンの遠隔対応によりリアルタイムで置き配指定ができるようになったため、再配達の手間を削減し、宅配の受け取りに関するストレスも軽減しました。


〇身体が不自由な高齢者が住む戸建て住宅に家庭用IPインターホンを導入した事例

従来のインターホンは、専用のモニターでしか来訪者に対応できないため、身体が不自由な高齢者はインターホンの呼び出しに間に合わないこともありました。インターホンの呼び出しに慌ててモニターまで行こうとしては、転倒などのリスクも否めません。そこで、家庭用IPインターホンを導入しました。IPインターホンの呼び出しは、自身のスマホに届くため、即座にスマホから応答できるようになっています。慌ててモニターへ駆けつける必要もなくなり、安全性も高まりました。遠くに住む家族のスマホにIPインターホンの呼び出し通知が届くように設定することもでき、高齢者を見守り、来訪者を管理するシステムとして利用するなど柔軟性の高い利用方法の設定もできています。訪問看護や介護が必要な場合も、離れた場所に住む家族がIPインターホンを鳴らしたスタッフを確認し、遠隔操作で解錠できるため、安全性も利便性も高まっています。


◎まとめ

家庭用IPインターホンは、セキュリティと利便性を同時に高める先進的なシステムです。PoE給電対応で従来のインターホンより設置場所の制約がなく、戸建て住宅やアパートでも柔軟に導入できます。GIGA-TECHのドアホン型IPインターホンは、最新のIP技術による遠隔操作や高品質な映像通話を実現しています。操作性はシンプルで使いやすく、幅広い年齢層に対応可能です。家庭用IPインターホンの導入をご検討の際は、GIGA-TECHまでお気軽にお問い合わせください。

 
 
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