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GIGA-TECH のIPインターホン
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コラム

さまざまなシーンに対応できるIPインターホンの活用

  • 執筆者の写真: enari hisashi
    enari hisashi
  • 11月25日
  • 読了時間: 12分

IPインターホンは、集合住宅や戸建て住宅といった従来の利用シーンだけでなく、工場、医療施設、教育現場といった多彩なシーンで活用できるインターホンです。シーンごとに求める機能や運用方法が異なるなか、遠隔操作や外部機器との連携により、柔軟に対応できます。IPインターホンは通信距離や接続台数に制限がないため、建物の規模や出入り口の数に制約を受けることもありません。さまざまなシーンに対応し、セキュリティと利便性を高める先進的な設備です。

 

◎IPインターホンの活用が広がる理由

IPインターホンの活用が広がる理由は、生活や働き方の多様化、セキュリティに対する関心の高まりに伴い、インターホンに求められる機能が増えているからといえます。従来のインターホンの機能といえば、来訪者との通話や映像の確認といった限られた機能です。その機能を利用できるのは、在宅中に限定されます。従来型インターホンを取り付けたオートロックマンションの場合、エントランスインターホンからの呼び出しに室内専用モニターから応答し、専用モニターを操作してオートロックの解錠を行う仕組みです。専用モニターからしか来訪者に応答することはできず、利用シーンに制約があるといえます。一方で、ネットワーク通信を利用するIPインターホンは、あらゆるシーンで対応できる柔軟性が特徴です。IPインターホンの場合、在宅中はもちろん、外出中でも自身のスマホから来訪者の呼び出しに対応できます。通信に距離制限はありません。いつでも・どこでも来訪者の呼び出しに応答し、遠隔操作で解錠もできます。IPネットワークを利用した通信により、外部機器との連携も可能です。接続台数にも制限はありません。外部機器との連携や接続台数は活用シーンに応じて柔軟に設定できます。この柔軟性こそが、活用シーンを拡大させる理由です。建物の規模や出入り口の数に制約を受けず、あらゆるシーンで利用できます。非対面化や無人化が進む現代では、多様なシーンで遠隔対応が求められます。とくに、集合住宅では置き配利用が急増し、どこからでもスマホで応対・解錠できるIPインターホンが非常に便利です。毎回配達員や荷物を映像で確認してから置き配依頼ができるため、誤配送といったトラブルも防げます。IPインターホンであれば、留守中でもリアルタイムで状況を確認でき、防犯性と利便性の両立が可能です。マンションやオフィスなどの共有空間では、複数の利用者や外部の人間が出入りします。そういった環境のなかで不正な侵入を防ぐため、出入りする人を正確に管理する必要がありますが、従来の設備では多数の出入り口やすべての人を一括管理するのは難しいといった課題がありました。しかし、IPインターホンであれば、複数拠点を一括管理したり、ほかの防犯設備と連携した統合的な管理が可能です。運用の幅も広がり、セキュリティ強化も実現する仕組みです。このように、利用シーンに応じて柔軟なセキュリティシステムを構築できることも、活用が広がる理由といえます。外部機器やシステムと連携できるIPインターホンは、高いセキュリティが求められるシーンで効果を発揮します。IPインターホンと防犯カメラが連携すれば、来訪者の顔だけでなく周囲の様子や移動時の様子など統合的な監視も可能です。信頼性の高い認証方法を利用できるIPインターホンと入退室管理システムが連携すれば、入退室管理の厳格化も実現します。不正侵入のリスクを最小限におさえられるため、高いセキュリティが求められるシーンでの活用に最適です。それだけでなく、万が一トラブルが発生した場合も、正確な入退室記録や映像記録をもとに、早期解決に導くこともできます。このように、IPインターホンは取り付けシーンのセキュリティを強化する重要な設備です。オフィスや工場、学校や医療施設、店舗など、シーン別に柔軟なIPインターホンシステムを構築できます。多様なシーンに対応できる柔軟性があることで、集合住宅に限らずさまざまな場面で活用されています。

 

◎すべてのシーンに共通するIPインターホン導入のメリット

IPインターホンは、利用するシーンごとに柔軟なシステムを構築しますが、どのシーンにも共通するメリットがあります。まず、IPインターホンの大きなメリットは、ネットワーク通信を活用した遠隔対応です。スマホやPCから来訪者を確認したり、録画映像を後から確認することも可能です。スマホから遠隔操作で解錠もできます。この仕組みは、セキュリティと利便性を両立するIPインターホン特有のメリットです。次に、拡張性の高さもIPインターホンのメリットです。ネットワーク通信に対応した機器であれば、他社製のものであっても柔軟に連携できます。防犯カメラや入退室管理システム、警告灯など、複数の機器を組み合わせて統合的なセキュリティシステムの構築も可能です。従来のインターホンのように、特定のメーカーや専用の配線に縛られることはありません。長期的かつ柔軟な運用が可能なため、多くのシーンでセキュリティを強化する設備として利用できます。将来的なスマート化にも対応可能です。IPインターホンは、導入シーンの環境や建物の規模に関わらず、電源工事と大規模な配線工事の削減でコストをおさえて導入できる点もメリットです。IPインターホンの多くは、既存のLAN配線をそのまま利用できるPoE給電対応のため、LAN配線からIPインターホンが稼働する電力を供給できます。シンプルな接続のため、施工が容易かつ短期間で行えます。オフィスや店舗のように、日々の稼働を止められない環境であっても、短期間で導入しやすいのが魅力です。さらに、セキュリティ面でも全シーンに共通したメリットがあります。IPインターホン特有の遠隔対応、高品質な映像による来訪者確認、録画データの保存、多様な認証方法の利用、外部機器との連携など、従来設備では困難な安全対策の実現が可能です。セキュリティを高めながら利便性も向上させられる点は、集合住宅やオフィス、福祉施設など、どのシーンにも共通して価値があるといえます。このように、IPインターホンは多様なシーンに応じた柔軟な使い方ができる一方で、根本的なメリットはどのシーンにも共通しています。安全性、利便性、導入のしやすさといった価値を同時に提供できる先進的なシステムです。

 

◎シーン別にみるIPインターホンの活用法

IPインターホンは、集合住宅・オフィス・学校・医療施設・工場など、多様なシーンで柔軟に活用できます。ネットワーク通信を利用した仕組みにより、従来型インターホンでは不可能な機能を実現し、便利で高セキュリティなIPインターホンシステムの構築が可能です。たとえば集合住宅では、IPインターホンの導入によりエントランスの来訪者対応をスマホから行うことができます。これにより、外出中でも荷物の受け取りや来客対応が可能です。防犯カメラとIPインターホンを連携すれば、置き配荷物の監視や不審者検知による早期対応など、セキュリティ面でも高い効果を発揮します。居住者はいつでも来訪者を確認できるため安心です。空き巣や強盗などの下見行動にも対応でき、トラブルを未然に防ぐことにつながります。居住者自身は信頼性の高い認証方法をシーンごとに使い分けることもでき、利便性も高まります。オフィスにおいては、受付の無人化に伴いセキュリティ低下が懸念されるシーンでの活用にも最適です。オフィスのエントランスにIPインターホンを設置しておけば、従業員自身のスマホやPCでいつでも来客対応できます。受付が無人であっても、高品質な映像と音声で直接来訪者とやりとりしてから解錠できるため、セキュリティ面も安心です。テレワークの場合も、遠隔操作可能なIPインターホンを導入しておけば、自宅からオフィスの来訪者に対応できます。これにより、後から連絡を取り直したりする手間も省けます。業務効率化と人件費削減に貢献する仕組みです。通信距離や接続台数に制限のないIPインターホンは、工場といった広大な敷地を有するシーンにも対応可能です。敷地の広さに関係なく、来訪者対応や各エリアの情報共有にIPインターホンを活用できます。出入り口が複数あっても、各出入り口に設置したIPインターホンを守衛室や各自のスマホから一括管理可能です。遠く離れた本社や警備会社などから管理することもできます。これにより、効率的な管理とセキュリティの向上が望めます。来訪者に対応する警備員が巡回中であっても、手持ちのスマホで対応できるため来訪者を待たせることはありません。また、各部署間の連絡手段としてIPインターホンを活用することもできます。学校など不審者の侵入を確実に防ぐことが求められるシーンにおいても、IPインターホンは活用できます。遠隔対応可能なIPインターホンであれば、教職員の来客対応に伴う負担を軽減することも可能です。不審者の侵入を防ぐために常に施錠した状態であっても、来訪者がIPインターホンを鳴らせば教職員のスマホやPCでどこからでも応答できます。複数の端末に通知が届くように設定することができ、ひとりの教職員に負担が集中することもありません。来訪者の映像を確認したうえで、安全に解錠できます。このように、IPインターホンの活用シーンはマンションに限られません。柔軟性と拡張性の高さにより、多様なシーンに最適なIPインターホンシステムを構築することが可能です。

 

◎多様なシーンで使用できるGIGA-TECHのIPインターホン

最新のIP技術を取り入れたGIGA-TECHのIPインターホンは、多様なシーンで活用できる柔軟性の高いIPインターホンです。施工が簡単で導入コストをおさえることができ、最新のIP技術で導入シーンのセキュリティ強化と利便性向上につながります。

 

エントランス用IPインターホンPE01

GIGA-TECHのIPインターホンPE01は、集合住宅やオフィス、学校や工場といった多様なシーンに対応できるIPインターホンです。通信に距離制限がないため、導入施設の規模や敷地面積に制約を受けることはありません。出入り口が複数ある場合も、各出入り口に設置したIPインターホンを管理用親機や連携したスマホから一括管理できます。IPインターホンPE01を導入後は、外出先でのスマホ対応が可能です。連携するスマホに専用アプリをインストールするだけでIPインターホンシステムとして利用でき、複雑な設定や登録は必要ありません。IPインターホンPE01本体、連携する専用アプリともにシンプルな操作性で使いやすいため、幅広い年齢層が暮らす集合住宅や、さまざまな人が勤務するオフィスビルでも安心して利用できます。IPインターホン導入後の解錠は、QRコード、専用ICタグキー、暗証番号といった方法を選択できます。信頼性の高い認証方法で、入退室管理の厳格化が可能です。受付を無人化したオフィスであっても、信頼性の高い入退室管理を効率的に行うことができます。これにより、部外者の侵入リスクを最小限におさえ、建物のセキュリティを高めることが可能です。また、導入において専用サーバーは不要で、運用コストをおさえて長期的な利用が見込めます。PoE給電対応のため、既存のLAN設備を利用し電力を供給することができます。

 

IPドアホンPD01

GIGA-TECHのIPドアホンPD01は、戸建て住宅や集合住宅の玄関に最適なIPドアホンです。エントランスにオートロック機能がなく、誰でもマンション内に立ち入れる環境であっても、IPドアホンを各住戸の玄関に設置すればセキュリティを格段に高めることが可能です。IPドアホンを玄関先に設置すると、高品質な映像通話やスマホとの連携、遠隔操作、映像記録の保存・確認、多様な認証方法など、セキュリティ性の高い機能を利用できます。居住者は自身のスマホに専用アプリをインストールするだけで、玄関先のIPドアホンを鳴らした人物の映像確認や通話もスマホから行えます。玄関の鍵が電気錠であれば、スマホアプリからボタンひとつで遠隔解錠可能です。外出中であっても常に来訪者を把握できるため、空き巣や強盗の下見行動に対する抑止効果も期待できます。外出中に宅配業者が訪れれば、その場で置き配を依頼することも可能です。荷物の受け取りに関するストレスを軽減し、居住者の利便性を高めることにつながります。居住者自身が解錠する際は、ICカードやQRコード、アプリ、専用ICタグキーを利用し解錠できます。物理的な鍵と比較し複製や盗難のリスクが低く、ピッキング被害を防ぐことも可能です。また、一次的な利用を許可したQRコードを発行することもできます。家族や友人が訪問する際や、長期不在で家の管理を頼みたいときなど、共有したQRコードで解錠し入室してもらうことが可能です。IPインターホンPE01と同様にPoE給電対応のため、電源工事は最低限ですみます。建物にLAN配線が整備されている場合、既存の配線を利用し設置でき、複雑な設定や登録も不要です。IPドアホンを玄関先に取り付けた後は、居住者のスマホに専用アプリをインストールするだけで、便利なIPインターホンシステムとして利用できます。

 

◎IPインターホンの導入シーン

IPインターホンは建物の規模や環境を問わず多様なシーンで活用されています。スマート化やセキュリティ強化にも対応できる先進的なインターホンとして、建物に欠かせない設備のひとつです。

 

工場にIPインターホンを導入した事例

工場の業務効率化とセキュリティ強化を両立することを目的に、IPインターホンが導入されています。敷地が広く建物が複数の棟に分かれていたり、出入り口が複数ある工場においても、IPインターホンの導入により守衛室や管理人室から複数の場所を一括管理することができました。IPインターホンによる来訪者対応だけでなく、防犯カメラとの連携で、より統合的なセキュリティ管理も実現しています。警備員が巡回中であっても、遠隔操作で映像の確認や通話、解錠ができるようになり、人員の削減にもつながりました。24時間稼働する工場においても、遠隔地から来訪者に対応できるようになり、業務負担を軽減することにつながっています。従業員はQRコードやICカードといった信頼性の高い認証方法を利用して解錠するため、厳格な入退室管理が実現し、不正な侵入を防ぐことができています。

 

小学校にIPインターホンを導入した事例

セキュリティ強化のため校門をオートロック化した小学校では、来訪者対応に伴う教職員の業務負担軽減を目的にIPインターホンを導入しました。IPインターホン導入により、どこからでも手持ちのスマホからオートロックの解錠や来訪者との映像通話が可能となり、来訪者対応のために校門まで出向く必要がなくなっています。ほかの業務を行いながらでもスマホから来訪者の呼び出しに応答できるため、業務効率を高めることにつながりました。IPインターホンは敷地の広さに関係なくコストをおさえて導入できるため、予算が限られる学校でも問題なく設置できました。

 

◎まとめ

通信距離や接続台数に制限のないIPインターホンは、導入シーンの規模や環境に制限を受けず柔軟な設置が可能です。外部機器との連携により、設置場所に求められるセキュリティシステムを構築することもできます。GIGA-TECHのIPインターホン・IPドアホンは、誰でも使いやすいシンプルな操作性と、最先端のIP技術が特徴です。設置場所のセキュリティと利便性を高め、安全で便利な暮らしを提供します。IPインターホンの導入に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

 
 
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