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GIGA-TECH のIPインターホン
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コラム

IoT時代の集合住宅におけるIPインターホンの新規取付

  • 執筆者の写真: enari hisashi
    enari hisashi
  • 5 日前
  • 読了時間: 11分

IoT時代の集合住宅の最新設備として、IPインターホンを新規取付する事例が増えています。現代では生活スタイルの多様化が進み、従来のインターホンシステムでは実現できなかった高度なセキュリティ性や利便性に優れたIPインターホンに注目が集まっています。IPインターホンは集合住宅の管理者においても効率的な運用とコスト削減を実現し、他物件との競争力を高めることができます。IPインターホンを集合住宅に新規取付することで、IoT技術の将来的な進化に対応し、集合住宅の付加価値を高め居住者の満足度の向上に貢献します。

◎近年IoT化が進む集合住宅

従来、集合住宅を選ぶ基準は交通の利便性などの立地、建物の築年数、間取りと広さなどが優先される傾向にありました。住宅設備や収納が充実している集合住宅も付加価値が高いです。近年では社会不安や犯罪の増加による防犯意識の高まりから、居住者の安全のためのオートロックや防犯カメラなどのセキュリティ性も、集合住宅を選ぶ上で大切な要素になりました。ここ数年で集合住宅はデジタル技術の進化と生活スタイルの変化に伴い、IoT化が急速に進展しています。集合住宅のIoT化とは、最新のデジタル技術を利用して住環境の快適性や安全性などを高めることです。このようなIoT化による技術革新が、現代の集合住宅に求められています。IoT化により一定以上のセキュリティレベルが確保されている集合住宅は、物件の価値が高くなりやすく、ほかの集合住宅との差別化も図れます。集合住宅をIoT化する際に最適なのが、IPインターホンの新規取付です。従来の集合住宅のインターホンは居住者の呼び出しや、来訪者に対する音声による応答といったアナログでシンプルな機能のみでした。しかし近年では、共働きや若者の単身者増加で、日中自宅を留守にする世帯が増えたため、従来のインターホンにモニターが付いて来訪者の姿が確認できるようになったり、集合住宅の集合玄関にオートロックが採用されるなど、セキュリティ性が重要視されるようになりました。生活スタイルの変化に伴い、集合住宅のインターホンシステムをIoT化することで利便性も向上しました。たとえば、日中自宅を留守にしていても、在宅しているかのように対応できる機能で来訪者とリアルタイムでやり取りができたり、宅配業者にその場で荷物の置き場所を指定できるので、再配達の手間がなくなります。また、高齢単身者の増加により、遠方に住む親族がIoT技術を利用して遠隔で見守りができる機能のニーズも高まっています。これらのニーズをすべて満たすIPインターホンは、セキュリティ性と利便性の両方を実現する最新のインターホンシステムとして注目され、集合住宅に新規取付する事例が増えています。


◎集合住宅に最適なIPインターホンの特徴

IPインターホンは、IoT時代における集合住宅のスマート化に重要な役割を持つ最新のインターホンとして関心を集めています。IPインターホンは「インターネットプロトコル」と呼ばれるデジタルネットワークを利用したインターホンシステムです。従来の電話回線を利用したアナログな配線では比較的盗聴されやすく、セキュリティ性に問題がありました。IPインターホンのIPネットワークとLAN接続であれば、音声や映像をデジタル情報に変換して相手に確実に届けられます。多くのIPインターホンではデジタル情報に強力な暗号化が適用され、不明なデバイスの接続を自動的に拒否できるため、不正アクセスによる攻撃から守られています。LAN接続とは「ローカルエリアネットワーク」と呼ばれ、限定されたエリア内でコンピューターとプリンター、スマートフォンなどの機器を互いに接続することです。LANケーブルでつなぐ有線と、電波を利用して接続する「Wi-Fi」と呼ばれる無線の2種類があり、IPインターホンは主に有線LANで接続されますが、機種によっては無線LANに対応したモデルもあります。最新のIPネットワークはインターネットに接続できる環境であればどこでも利用できるため、離れた場所からでも通信が可能です。IPインターホンなら自宅から離れた場所にいても、IPネットワークで高画質な画像や音声をリアルタイムに届けられます。LAN配線を利用することにより、PoE給電にも対応できます。PoE給電とは、LAN配線を通じてIPインターホンの機器にデータと電力を同時に供給するシステムです。従来のインターホンのようにIPインターホンの機器同士を配線でつなぐ必要がなくなり、手間も省けます。今まで電子機器の設置が難しかった場所にも設置が可能になり、レイアウトの柔軟性が広がります。また、LAN配線とネットワーク監視システムと連携することで、異常を察知すると自動的に迅速な対応が可能です。定期的なアップデートにより、常に最新のセキュリティ性も保たれます。


◎IoT時代の集合住宅にIPインターホンを新規取付するメリット 

集合住宅を新築する際には、IPインターホンを新規取付することで集合住宅の魅力を高め、物件の販売力向上に役立ちます。IPインターホンはIPネットワークを利用するため、離れた場所からの遠隔操作が可能です。自宅にいなくてもスマートフォンなどのデバイスから、リアルタイムで集合住宅への来訪者の呼び出しに応対ができます。たとえば、宅配業者に遠隔で応対し、届いた荷物を宅配ボックスや玄関前などその場で指定した場所に置いてもらえます。万一、不審者が空き巣の下見などで集合住宅のインターホンを鳴らしたとしても、その場で応対可能なため留守であることを知られにくいです。やり取りはすべて録画・録音されるため、証拠として残すことができます。スマートフォンだけでなく、製品によってはパソコンやタブレットなどさまざまなデバイスを利用できるため、目的に合わせて好きな端末を選べます。従来の集合住宅のアナログなインターホンシステムと同様に、親機を室内に取り付けることもできるため、スマートフォンを持っていない場合や複雑な操作に慣れていない高齢者などでも安心してIPインターホンが新規取付された集合住宅で生活できます。また、遠隔で集合住宅の施錠や解錠操作が可能なため、外出先からスマートフォンで鍵の状態を確認し、閉め忘れたことに気付いてもその場で施錠できるため安心です。鍵を閉めるためだけにもう1度自宅に戻る手間も省けます。家族の帰宅もリアルタイムで認識できるため、不審な解錠にもすぐに気付けます。物理的な鍵を持つ必要がなくなり、紛失や盗難の心配もありません。 集合住宅に設置された防犯カメラや監視カメラなどの外部機器と連動させ、高齢の家族の見守りを行うこともできます。万一、室内で倒れて応対不可能な状態で中から鍵がかけられていても、監視カメラで中の様子を確認できます。すぐに駆けつけられない場合でも、遠隔で玄関の鍵を解錠して救急隊員などがスムーズに救助できるように対処することも可能です。IPインターホンの管理は、集合住宅の規模に関わらず一括でリモートメンテナンスができます。大規模な集合住宅でも管理者の作業効率が高まり負担が軽減されるため、人件費にかかるコストもおさえることができるのです。IPインターホンはデジタル技術を活用しているため、将来的な技術の進化に対応しやすく、長期的な活用が見込めます。機能を追加したい場合やアップグレードも比較的簡単に行えます。IoTがますます生活のなかで身近な存在になることで、集合住宅の設備や家電の制御とともにIPインターホンとのさらなる連携の可能性も広がります。


◎IoT時代の集合住宅に最適なGIGA-TECHのIPインターホン

GIGA-TECHは自社で一貫対応しており、SMTやAOIなどの生産設備も整っているため、高い品質の確保を実現しています。製品やモジュールのハードウェア・ソフトウェアもすべて自社で開発しているため、顧客ニーズに対して柔軟かつ迅速な対応が可能です。GIGA-TECHのIPインターホンは、集合住宅への来訪者の呼び出しを、自宅の親機やスマートフォンへ通知します。呼び出しボタンを押した瞬間から録画を開始し、やり取りは録音されるため、万一不審者が集合住宅に来訪した場合でも証拠が残り安心です。タブレットでも専用のアプリをダウンロードすることで使用可能で、来訪者からの呼び出しにその場で応対し、画像を見ながらリアルタイムでの通話、集合住宅のオートロック解錠までが遠隔で操作できます。また、ICカードや暗証番号、QRコード、アプリ、顔認証など複数の方法から解錠方法を選択できます。集合住宅の新規取付の際には、居住者の個々のライフスタイルやセキュリティレベルに合わせて、最適な認証システムが搭載された機器の設置が可能です。GIGA-TECHのIPインターホンは、すべての住戸機器がPoE給電に対応しているため、集合住宅の各住戸機器とエントランス機器をつなぐ大規模な電源工事が不要です。簡単な配線と取り付けの工事のみで、かかる日数と費用がおさえられます。サーバーが不要なため集合住宅に最小限の機器の設置で済み、管理者はサーバーの設置場所を有効活用できます。管理はすべての接続機器を管理事務所などひとつの場所から一括で行えるため、効率的な運用が実現します。さまざまな機器を居住者の事情に合わせて自由に組み合わせられるため、IoT時代の集合住宅に最適なシステムの構築が可能です。機器はほとんど無制限に接続台数を増やせるため、集合住宅に新規取付した後で追加が必要になった場合でも、簡単に増設ができます。


◎大規模集合住宅の新規取付に最適なP2PエントランスインターホンPE01

GIGA-TECHのP2PエントランスインターホンPE01は、IoT時代における集合住宅の新規取付に最適なIPインターホンです。PoE給電に対応しているIPインターホンPE01は、電源ケーブルやACアダプターが不要なため、集合住宅の配線がまとまります。カメラは高画質で視野角も180°と広く、1台でパノラマ撮影ができます。広範囲をカバーできるため、来訪者の姿を集合住宅周辺の状況と合わせて確認することが可能で、暗い夜でもはっきりと姿を捉えることができるのです。QRコードやICカード、暗証番号で解錠でき、顔認証やスマートフォンアプリの選択も可能なため解錠操作が簡単で、集合住宅の必要性に応じてセキュリティレベルの調節ができます。物理的に鍵を持つ必要がないため締め出しの心配もありません。非接触で解錠可能なIPインターホンPE01は、感染症対策にも効果的です。国際規格のIP67という防水・防塵性能の高さで、多少の雨風に晒されるような集合住宅の屋外でも問題なく動作します。使用範囲の温度は-20℃から60℃と、冬に氷点下を記録するような環境や、近年の猛暑でも心配ありません。


◎小規模集合住宅の新規取付に最適なP2PドアホンPD01

GIGA-TECHのP2PドアホンPD01は、本体サイズが98×130×36.6mmとコンパクトなデザインで場所を選ばず、簡単に壁掛けでの取り付けが可能です。PIRセンサーとLEDライトを備えており、夜間や暗所でも来訪者を鮮明に捉えることができます。双方向同時通話機能とエコーキャンセラーも搭載しているため、音声のやり取りもクリアです。また、スマートフォンアプリを使用することで遠隔からの応答や解錠もでき、留守中の訪問者対応もスムーズに行えます。IPインターホンPD01の素材には耐火性ABSを採用しており、外部からの衝撃や高温に対する耐性も備えています。GIGA-TECHのIPインターホンPD01は、コンパクトで屋外使用にも強い設計で、戸建てや小規模集合住宅の新規取付やリニューアルに最適です。


◎集合住宅におけるギガテックIPインターホンの新規取付事例 

大規模集合住宅や小規模アパートの新築時にギガテックのIPインターホンが新規取付されることで、IoT時代の最新物件として集合住宅の価値が高まります。ギガテックのIPインターホンによる高いセキュリティ性と利便性は、同時期に新築された集合住宅の物件と比べても高い競争力を発揮します。


⚪︎大規模な集合住宅におけるIPインターホンPE01の新規取付事例

IPインターホンPE01は、ほぼ無制限で機器を設置できるため、大規模な集合住宅の新規取付に最適です。敷地が広範囲でひとつの敷地に複数の棟が建っている集合住宅でも、インターネットにつながる環境が整っていれば、一箇所の正面入り口に集合玄関機を取り付けるだけで高品質な音声や画像ですべての住戸に対応できます。また、IPインターホンPE01は、多種多様な世帯が暮らす状況に合わせて異なる機器を連携することができ、一世帯のなか1人ひとり別の端末から操作することもできます。後から機器を追加したい場合も簡単に増設でき、柔軟なシステムの構築が可能です。


⚪︎小規模な集合住宅におけるIPインターホンPD01の新規取付事例

小規模なアパートなどの集合住宅の新規取付には、IPインターホンPD01は最適です。PoE対応により、工期短縮とコスト削減を実現できます。エントランスのない物件でも、屋外環境に強い設計のため、安心して取付できます。築年数が経ったとしてもIPインターホンPD01が設置されていることで、周辺の物件と比べて居住者が安心して便利な暮らしができるという点で競争力が高く、空き家対策に効果的です。


◎まとめ 

GIGA-TECHのIPインターホンは、これからのIoT時代に欠かせない集合住宅の設備です。IPインターホンの高度なセキュリティ性と遠隔操作による利便性は、集合住宅の居住者の安全確保と快適な暮らしを実現します。管理者にとっても設置が簡単で、運用コストもおさえられます。GIGA-TECHでは、IoT時代の高機能なIPインターホンシステムを取り扱っています。新規取付はもちろん後付けにも最適なIPインターホンのご相談は、お気軽にお問い合わせください。


 
 
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