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GIGA-TECH のIPインターホン
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コラム

マンションの安全と利便性を高めるIPインターホンを後付けするメリット

  • 執筆者の写真: enari hisashi
    enari hisashi
  • 6月16日
  • 読了時間: 11分

マンションのセキュリティ対策は居住者にとって大事な要素のひとつです。とくに、出入り口は防犯の要となり、インターホンの性能によって建物の安全性が大きく左右されます。従来のインターホンは、在宅時の来訪者対応に限られ、安全性や柔軟性に課題があるシステムです。そこで、最新のIPインターホンにリニューアルすると、さまざまな課題を解決できます。IPインターホンを導入すれば、スマートフォン連携による外出先からの応対、高精細カメラによる24時間監視などが可能です。IPインターホンが、多くのメリットをもたらします。

◎従来型インターホンの問題点

従来のインターホンは、住戸内の親機と出入り口の子機、マンションエントランスの集合玄関機が電話線やLANでつながっていることで、通話や映像の確認ができる仕組みです。この従来型インターホンシステムは、同一敷地内のみでデータを通信するため、居住者が外出中に訪問者へ対応することはできません。外出中は訪問者に気づくこともできないため、急な宅配業者には対応できず再配達の手間もかかります。加えて、従来型インターホンにはカメラや録音・録画機能がないことも多く、音声だけで来訪者に対応することがほとんどです。音声のみの対応では防犯性が低く、不正侵入や詐欺などの被害にあいやすくなります。また、従来型インターホンは機器が古くなると故障が発生しやすく、部品の生産が終了していて修理が不可能な場合もあります。これは、築年数が経過したマンションにおいて深刻な問題です。修理や交換には電気工事が必要であり、費用や期間がかかります。居住者にとって負担が大きく、管理組合での合意形成が難しいケースも少なくありません。工事の際には共用部の使用制限が発生することもあり、住民の生活に影響を与えることも懸念されます。また、従来型インターホンは、来客対応のみを目的として設計されている場合がほとんどです。防犯機能が不十分であるため、現代のセキュリティニーズに対応できず、リニューアルが必要な場合もあります。とくに、近年増加している凶悪な犯罪や詐欺などに対して、防犯機能のない従来型インターホンでは十分な抑止力とはいえません。録画機能がないため、不審な訪問者があった場合でも証拠として残すことができず、事後対応も困難です。多様化する詐欺や不審者に対し、従来型インターホンでは十分な対応ができないといえます。振り込め詐欺や押し売りなどの手口が巧妙化している現代では、訪問者を視覚的に確認・記録する機能がないことは大きな弱点です。また、高齢者や単身世帯が増加するなかで、より直感的で使いやすいインターホンにリニューアルする必要性も高まっています。部品の生産終了や修理の困難さから、将来的には完全に使用不能になることも考えなければなりません。これは、機能面だけでなく、マンション全体の資産価値にも影響を与える問題です。これらの問題点を解決するためには、新しい技術を取り入れたインターホンシステムへのリニューアルが必要となります。


◎IPインターホンの基本と仕組み

IPインターホンは、インターネットプロトコル(IP)ネットワークを利用して、映像通話を可能にする先進的なインターホンです。従来のアナログ方式と異なり、IPインターホンはデジタル信号でデータを送受信するため、高品質な音声と映像を提供することができます。また、IPインターホンはインターネットを介して通信するため、場所を選ばず利用できる点も大きな特徴です。IPアドレスという固有の識別番号をもつことで、特定のデバイス間で間違いなくデータを送受信できます。このような仕組みをもつIPインターホンへリニューアルすれば、従来のインターホンシステムでは実現できなかった外部機器との連携や、柔軟なアクセス制御が可能です。たとえば、IPインターホンにリニューアルすれば、複数の端末で同時に訪問者を確認したり、特定の時間帯だけ特定の人に通知を送るといったスケジュール管理もできます。IPインターホンにリニューアルすると、従来の物理的な電話線や有線LANに代わり、インターネットを通じて通信を行います。これにより、建物内の配線工事を大幅に削減し、後付けも簡単です。また、クラウドサービスと連携することで、システムのアップデートやメンテナンスも遠隔で行うことができます。その結果、常に最新のIPインターホン機能を利用可能です。IPインターホンにリニューアルすることで、遠隔操作や複数端末との連携が可能になり、セキュリティ強化や利便性向上、管理・運用の効率化が図れます。たとえば、IPインターホンにリニューアルすると、スマートフォンやタブレットを使って外出先から訪問者と会話することも可能です。必要に応じて、解錠操作も遠隔で行えます。IPインターホンにリニューアルすれば、来訪者の応対も解錠もアプリ操作ひとつで簡単です。不在時でも配達物の置き配依頼ができるだけでなく、大切な来客にもリアルタイムで対応できるのが魅力です。IPインターホンはWi-Fi、LAN、モバイル通信などで接続できます。これらの接続方法を状況に応じて選択することで、最適なインターホンシステムにリニューアルすることが可能です。IPインターホンにリニューアルすれば、訪問者を映像で確認し音声で通話する基本機能に加え、録画機能も利用できます。また、IPインターホンにリニューアルすれば、顔認証やICカード、暗証番号など多様な認証方法を使うこともできます。セキュリティ性の高い解錠方法により、利便性と安全性を両立させることが可能です。さらに、IPインターホンは外部機器との連携ができます。防犯カメラやアラームシステムと統合すれば、より高度なセキュリティ環境の構築も可能です。このように、IPインターホンへリニューアルすると、従来型インターホンの問題点を解決できます。スマートフォンやタブレットを用いたリアルタイムの訪問者確認や、アプリから遠隔操作で解錠ができるIPインターホンは、多くの課題を解決する画期的なシステムといえます。


◎IPインターホンを後付けするメリット

IPインターホンを後付けするメリットは、既存設備を活用した簡単な設置方法や、高精度カメラによる24時間視認性の向上、録画機能による訪問記録の保存など多岐にわたります。IPインターホンは既存のLAN配線を利用することができるため、従来型インターホンからのリニューアルも簡単です。マンション全体の大規模な工事を行わずに、個別の住戸ごとにリニューアルすることもできます。IPインターホンへリニューアルしスマートフォンと連携すれば、外出先からも訪問者の確認と応対が可能です。複数のデバイスで同時に来訪者を確認することもでき、利便性が各段に向上します。たとえば、家族がそれぞれのスマートフォンでIPインターホンの通知を受け取り、誰でも応対できるよう設定することも可能です。家を空けがちな家庭でも、リアルタイムにスマートフォンで対応できるため安心です。また、IPインターホンにリニューアルすれば、遠隔地に住む高齢家族のマンションであっても、子どもが別の場所から訪問者を確認し応対することもできます。IPインターホンにリニューアルし、アプリを使えばボタンひとつで応対や解錠が可能なため、オートロックマンションでも置き配ができるようになります。これまでは、不在時に宅配物を受け取れないという課題があったマンションでも、IPインターホンにリニューアルすれば遠隔操作機能で解決可能です。配達員と会話したうえで一時的に解錠し、荷物を安全に受け取ることができます。IPインターホンと宅配ボックスが連携すれば、不在時でも宅配ボックスを利用し荷物を受け取ることも可能です。このように、IPインターホンの遠隔機能により、受け取り忘れや再配達のストレスはなくなります。IPインターホンへリニューアルすることで、再配達の手間だけでなく配送業者の負担や配達トラブルを軽減できるのが魅力です。また、IPインターホンにリニューアルして監視カメラ機能を利用することで、セキュリティ強化が実現します。顔認証システムを採用したIPインターホンへリニューアルすれば、登録された居住者の顔を照合して自動で解錠することもできるため、カギを持ち歩く必要もありません。IPインターホンは来訪者の顔を記録できるものが多いため、不審者の侵入防止にもつながります。IPインターホンであれば、訪問セールスや勧誘などの不要な訪問者に対しても、顔を合わせずに対応することができ、トラブル防止にも役立ちます。IPインターホンにリニューアルすることで、メンテナンス性の向上とコスト削減効果もあり、長期的な維持管理コストを抑えることも可能です。従来型インターホンシステムでは、部品の調達が困難なケースもあり、修理や交換が高額になることがありました。一方で、IPインターホンをソフトウェアをアップデートすれば新機能を追加できるため、長期にわたって最新の機能を利用することができます。また、IPインターホンは、故障時に部品単位での交換が可能なモデルが多く、修理コストを抑えることも可能です。そして、マンションのインターホンをIPインターホンへリニューアルすることで、マンション全体の安全性と利便性は大幅に向上します。これにより、マンションの資産価値も向上し、入居率や賃料の維持・向上にもつながるのです。セキュリティ面の強化は入居を決める際の重要な要素となり、IPインターホンへリニューアルすることで近隣マンションとの差別化が図れます。


◎GIGA-TECHのIPインターホンPE01がおすすめな理由

最新のIP技術を取り入れたGIGA-TECHのIPインターホンPE01は、誰でも簡単に操作できるシンプルなつくりが特徴です。直感的なインターフェースにより、高齢者や子どもでも簡単に操作できます。そのため、幅広い年齢層が暮らす集合住宅のインターホンリニューアルにも最適です。簡単操作ですべての居住者が安心して利用できます。このIPインターホンPE01は、P2P技術を採用しでいます。サーバーを介さず直接デバイス間で通信することで、通信の安定性とセキュリティを向上させていることが特徴です。通信の安定性に加え、ギガテック創業時より力を注いだ技術を駆使することで、高品質な映像や音声の通信を可能としています。高解析度HDカメラと180度広角レンズを搭載し、広範囲の映像を鮮明に撮影できます。加えて、低照度対応カメラにより、暗所や夜間でも視認性が高く、スムーズな来訪者対応が可能です。音声の品質に関しては、ノイズキャンセリング機能搭載により、騒がしい場所でも明瞭な通話ができます。高品質な映像や音声の通信により、訪問者とのコミュニケーションにストレスもありません。IPインターホンPE01へリニューアル後は、エントランスの解錠にQRコード・専用ICタグキー・暗証番号・顔認証などさまざまな方法を利用できます。居住者のライフスタイルに合わせて柔軟に認証方法を使い分けることが可能です。そして、IPインターホンPE01へのリニューアルが完了すれば、専用アプリを使って来訪者に応答できます。アプリ上の簡単操作で解錠も可能です。IPインターホンのPE01本体は、燃えにくい耐火性ABS素材を使用し、耐久性・耐衝撃性に優れているのが特徴です。IP67の防水性能と防塵性能を備えているため、屋外でも安心して利用できます。消費電力は12W未満の省エネ設計で、動作温度範囲は-20℃~+60℃まで対応します。幅広い環境に対応し、日本全国で問題なく使用可能です。既存の従来型インターホンをIPインターホンPE01にリニューアルすることで、マンションの安全性と利便性を向上させることができます。



◎GIGA-TECHのIPインターホンPE01の導入事例

GIGA-TECHのIPインターホンPE01は、小規模集合住宅や築古集合住宅など幅広いシーンで導入されています。その背景には、コスト削減効果、簡単な工事方法、高い機能性といったPE01特有のメリットがあります。


⚪︎小規模集合住宅にIPインターホンPE01を導入した事例

単身者の多い小規模マンションでは、住民のニーズに応じて利便性を高めるために、既存のインターホンをIPインターホンPE01へリニューアルしました。日中留守にしがちな単身者世帯も、遠隔地からリアルタイムで応対可能なIPインターホンの導入により、荷物がなかなか受け取れないといったストレスから解放されています。また、IPインターホンPE01は、従来のインターホンシステムで必要だった各住戸への配線・電源工事が不要なため、スムーズにリニューアルが完了しました。工事費用を大幅に削減しながらも、IPインターホンが実現する新たな機能で住民の利便性は大幅に向上しています。


⚪︎築古集合住宅へIPインターホンPE01を導入した事例

築古集合住宅においては、IPインターホンへのリニューアルにより資産価値の維持向上が実現しています。とくに、インターホンシステムのリニューアルと同時にオートロックシステムの導入を検討していた築古集合住宅では、大規模な工事を避けて最新のセキュリテイシステムを実現することができました。配線スペースや機器の設置スペースが限られている古い建物であっても、IPインターホンPE01であれば省スペースで導入できます。また、IPインターホンPE01は高齢者にも配慮した直感的な操作性で、使いやすいと好評です。そして、IPインターホンPE01へのリニューアルにより建物のセキュリティと居住者の利便性は高まり、物件の魅力も高まりました。これにより、空室率の低下や賃料の維持・向上も実現し、安定した物件運用につながっています。


◎まとめ

GIGA-TECHのIPインターホンPE01は、マンションのセキュリティと利便性を向上させます。インターネット技術を活用した高機能性と、工事の簡略化によるコスト削減を両立させ、多くの集合住宅で採用されるIPインターホンです。IPインターホンへリニューアルすれば、外出先からアプリを使って来訪者へ応答・解錠も可能です。IPインターホンPE01の導入で、居住者の安全と快適性が向上し、現代の生活スタイルに欠かせないシステムとなります。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。



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